お知らせ2014年7月29日
和装小物
和装衣裳に合わせる小物には様々なものがあります。
帯揚げ、帯締め、抱帯、筥迫、懐剣、末広などなど…
そんな小物にもひとつひとつ意味が込められています。
例えば。。。
「懐剣」
花嫁が打掛けを着る時、帯にさす短剣のことで
懐剣袋に白の組紐がついた形が一般的です。
「女であってもいざという時は自分の身を守る」という意味が込められています。
かつて、武家に生まれた女性は護身用に短刀を所持していました。
その習慣が女性のたしなみに近いものになり
婚礼の際、嫁入り道具のひとつとなったそうです。
「末広」
結納品や和装を着る際に使用する扇子。
末の方が広がっていることから、こう呼ばれています。
末広がりに幸せになるようにという意味が込められています。
ひとつひとつの小物の意味を知っていくと
和装を着た時により一層身が引き締まるのではないでしょうか。
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